帯広畜産大学 畜産学部 畜産科学課程 土合悠月(高73回)
私は現在大学4年生で、ブタの脂肪細胞に関する研究をしています。
高校に入学したときから畜産分野に興味があり、畜産を学びたいと思い、北海道にある帯広畜産大学に来ました。帯広は十勝平野の中心地で、たくさんの自然があり、農畜産業が盛んです。大学では研究を行うだけでなく、学校の畑で野菜作りをしたり、ヒツジの毛刈りのお手伝いに行ったりしています。高校生の時に想像していた以上の体験ができており、大学生活はとても充実しています。
帯広での暮らしで印象的なことは、「食」です。帯広でたくさんの「食」に出会い、何度も感動しました。そのおいしさに感動するのはもちろん、生産者さんのお話を直接聞いて、その信念に感動することもありました。生産者さんの「命を育て、いただく」ことへの考えはそれぞれで、そこからできる商品も様々です。帯広での多くの経験から、自分がどんな商品を食べたいかを改めて考えるようになりました。商品の背景に注目すると、食の選択肢が広がったように感じます。今は、自分の経験と大学での勉強がつながることもあり、より「食」を楽しめています。
私は、北海道の美味しい食べ物、豊かな自然に魅了されています。まだまだ、私の知らない北海道の魅力があります。これからも、この恵まれた環境で、より多くのことを経験していきたいです。